山 行 報 告
2018/9 / 8 〜9     南ア・野呂川:シレイ沢   メンバ:大高ゅ、早山、記録:大高ゅ

入渓後一つ目の滝は
増水
 
滝の上からシレイ沢
橋を振り返る
 
CS滝を巻くあたり  CS滝を巻くあたり  CS滝を巻くあたり 
.王様の様な滝  白いスラブと
王様の様な滝
 
白い滝  心和む焚き火  奥ノ二俣 
ようやく晴れ間   藪漕ぎを経て
、とう利大権現へ
飛び出した
鳳凰三山薬師岳まで
あと少し
 
薬師岳で記念撮影   

【コースタイム】

 (9月8日[土])

 200O宅=夜叉神峠駐車場(仮眠)=バス=シレイ沢橋下車   〜白い滝30m〜二俣から奥ノ二俣付近でビバーク地を探す(幕営)

 (9月9日[日])

 
幕営地〜二俣〜奥ノ二俣=薬師岳から夜叉神峠駐車場

【記 録】

 (9月8日)

 前日に引き続き雨。始発のバスの時間になっても雨止まず。翌日は良くなる予報だが、行こうかどうしようか2人で迷う。

芦安815分発のバスに乗る際、「もうお一人、シレイ沢で降りる方がいますよ。」バスガイドさんの情報に少しホッとする。いつも思うが、この路線のバスガイドさんはカッコいい。

 シレイ沢橋で下車。車で通りがかった地元関係の方から、水量が増えているので気をつけるように、とアドバイスをいただく。

  遡行は、橋から懸垂して開始した。ちなみに、先行は逆側から普通に歩いて降りている。

 依然として、小雨は降り続いているが、もともと水量の多い沢ではないので、水による困難箇所はない。

 せっせと倒木を超え、右に左に巻きまくる。比較的、踏み跡はわかりやすいが、どれがどの滝だかよくわからなくなってくる。

  1430分頃、絶好の幕場が視界に入るが、すでに先行のザックがキープされている。

  自分達は、奥の二股の天場にしようと思うが、ちょっと位置を勘違いしてしまい、辿り着かず。結局、先行の方の暖かいお言葉に惹かれて、お隣にお邪魔することに。ちゃっかり焚き火もお世話になる。先行はとても爽やかな、謙虚だけれど登れる感じの方で、勉強になった。

 (9月9日)

  雨は夜中から強くなり、しかし未明には止む。水量はさほど増えていない。

  奥の二股、そして稜線に向けて出発する。

  すぐに奥の二股の天場はあった。眺望は良いが、広さ的に快適なのは、2人用テントくらいまでか。

  左股に入ると、稜線に向けて、涸れ沢や踏み跡をせっせと登る。

 一箇所、左巻きにした所で、随分、左に寄ったようで、かなり右に戻したにもかかわらず、左寄りに稜線に出る。ちょうどとう利大権現?と書かれた岩の横。しかし、ザレ場登りが短く、ハイマツ漕ぎも少しで、結果的には悪くなかったよう。

  薬師岳を超え、あとは、登山道を駐車場に向けてダラダラと下りた。久しぶりの荷物を背負っての沢。シャリバテもあって、疲労感に満ち溢れて終了する。